ウィズワン養父蒸溜所が兵庫県養父市に完成し、シングルモルトウイスキーの製造を開始。
2026年7月に初出荷予定。跡地は旧養鶏場の約8千平方メートルで、蒸留棟と樽貯蔵庫を備え、樽2400本と原酒13万リットルの生産能力を持つ。
ウイスキーは国内外で人気が高く、6割は輸出を予定。700mlで8,000円から1万円の価格帯を想定しており、製造過程で発生する麦粕と蒸留粕は近隣の牛農家に飼料として提供される。
製造顧問には元ニッカウヰスキー技術開発センター長の細井健二氏が就任。地域振興やツーリズムにも貢献することを目指している。
2023年8月1日(火)【朝日新聞デジタル】
ウイスキー、養父から世界へ 蒸留所完成、26年出荷目指す