国産人気ウイスキーの品不足と価格高騰が続いている。
店頭にはレアな銘柄がほとんどなく、抽選販売やセット販売が行われている。ネットでも高値で販売されていることが多い。
国際的な評価の高まりや、連続テレビ小説『マッサン』などの影響で消費が増え、需要急増に対応するために生産設備の増強が必要となったが、ウイスキーの特性上、生産には時間がかかる。
愛好家たちや小売店は品不足に悩まされているが、銘柄によっては仕入れが可能な店もある。一部の店では外国人観光客が購入することもあり、定価以上で販売されることもある。
一部の愛好家は「これまでが安すぎた」とも言っており、ウイスキー愛飲家の手に入りにくくなっている現状を好意的に捉える声もある。
ただし、一部の町の小売店では仕入れが難しくなっており、供給体制には課題が残る。サントリーなどのメーカーは設備投資などにより供給体制の強化に取り組んでいるが、今後のウイスキー人気の市場拡大が継続していく可能性を見込んでいる。
2023年7月30日(日)【弁護士ドットコムニュース】
国産人気ウイスキーが酒屋から消えた…定価2倍超の取引実態も サントリー「困惑している」
https://news.yahoo.co.jp/articles/18188c2df6bded618054ec21b867661efd97fd3d