ウイスキーの品質向上のための英国規格協会の取り決め【Srullp】

英国規格協会(BSI:ブリティッシュ・スタンダード・インスティテュート)は、ウイスキー蒸溜所向けの新たな包括事項を発表しました。この新ガイドラインは、ウイスキー製造の品質を世界的に向上させることを目的としています。 インドがウイスキー好きであることは周知の事実です。今年初め、インドはこれまでフランスが保持していたウイスキー消費量世界一の座を獲得し、大きな話題となりました。2022年の消費量は約21900万本と推定され、前年比60%増という快挙を成し遂げました。ウイスキー人気の高まりを受け、英国規格協会は、世界中のウイスキー愛飲家に快適で高品質な体験を保証するための新たな製造基準を発表しました。

 英国の国家標準化機関である英国規格協会は、ガイドラインの策定を担当しています。この基準では、ウイスキーの好ましい色について規定しており、淡い黄色や金色から深い琥珀色やマホガニー色に至るまで、キャラメルのような色合いであることが望ましいとされています。ウイスキーは木樽で最低3年間熟成させなければならず、甘味料や添加物を含んではなりません。また、アルコール度数は40%以上94.8%未満でなければなりません。

 さらに英国規格協会は、熟成したウイスキーには水かプレーン・キャラメルのみを加えるべきだと勧告しています。製品表示に関して、英国規格協会は蒸溜業者に対し、ウイスキーの熟成工程前に樽に貯蔵された液体の製造に動物性食品が使用されたかどうかを検討するよう推奨しています。動物性食品が使用された場合、そのウイスキーはビーガンと表示すべきではありません。もちろん、ウイスキーは動物性食品から作られるものではありません。しかしウイスキーを入れる前の樽で貯蔵されていた他のアルコール飲料の製造に、もしも動物性食品が使用されていたならば、製品のラベル表示においてビーガン表記をしてはならないということです。

 策定されたばかりの規格は、英国規格協会内の専門技術委員会が監督しています。この委員会は、市場からのフィードバックを考慮し、必要に応じて規格を見直し、修正する権限を有しています。英国規格協会は、国際規格(ISO)の基礎文書としてこの規格を採用する可能性を含め、将来的な戦略を概説するために、この委員会と協議しています。この新しいガイドラインは、ウイスキーの神聖な歴史を保護するために採用されます。英国規格協会のスコット・スティードマン規格担当事務局長によれば、この新しい規格は、歴史的な伝統を瓶詰めするようなものであり、世界中の高品質なウイスキーの生産と取引を促進するものだと述べています。

2023年10月7日(土)「Srullp」
BSI Releases New Whisky Production Guidelines, Find Out More
https://www.slurrp.com/article/bsi-releases-new-whisky-production-guidelines-find-out-more-1696650610555

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