ウイスキーは、その多様な飲み方と、カッコよさから魅力的です。ウイスキー初心者でも楽しめるテイスティング方法をシングルモルトウイスキーのスペシャリスト、ボブさんが教えています。
- グラスの持ち方: ウイスキーグラスを持つ際、寒いスコットランドではグラスを包むように持ちますが、日本ではウイスキーが温かくなりすぎないように、ベース部分を指で持ちます。そして、グラスを揺らしながらゆっくり回し、ウイスキーを空気に触れさせ、準備運動をします。グラスを時計の針に見立て、カッコいい角度で持つことがポイントです。
- ウイスキーの色を見る: グラスを傾けてウイスキーを観察します。プロはウイスキーがグラス内を垂れる様子から情報を得ますが、これは上級者向けです。初心者には、ウイスキーの色を楽しむことが大切です。グラスを身体から離して見、持つ角度にもこだわります。
- ウイスキーの香りを嗅ぐ: 香りを楽しむとき、グラスに鼻を突っ込んで吸わないように注意します。高濃度のアルコールが鼻を刺激することがあります。代わりに口で呼吸し、ウイスキーの本来の香りを楽しむのがコツです。
- 乾杯: スコッチウイスキーを楽しむ際の乾杯は「slàinte mhòr(スランジ バー)」と言います。これはゲール語で「あなたの健康を祝って」という意味で、スコッチウイスキーの粋な楽しみ方です。
タリスカー11年は、数量限定で発売されたディアジオスペシャルリリースで、海の潮気を感じる風味と黒胡椒の香味が特長のシングルモルトです。
カスクストレングスでボトリングされ、飲み手が水を加えて自分好みの味わいに調整できます。ウイスキーの美味しさを探求しながら楽しむことができる逸品です。
2023年8月23日(水)【マイナビニュース】
ウイスキーをカッコよく飲みたい!蒸留のプロにテイスティングの極意を聞いた