駒ケ根市と宮田村で育てた二条大麦「小春二条」100%を使用したウイスキーの初試飲会が開催されました。
伊藤祐三市長、小田切康彦村長、栽培者ら約30人が参加し、3年熟成のモルトウイスキーを楽しんで意見を交換しました。
このウイスキーは、地元原料を使用する「駒ケ根市・宮田村二条大麦プロジェクト」の一部で、このプロジェクトでは二条大麦の栽培が15年に始まり、現在約1100アールで15の農家が栽培しています。
この麦を使用して、地ビール「宝剣岳Ale(エール)」を醸造しており、20年以降はウイスキーの製造も始めました。
試飲会では、ウイスキーの特徴が説明され、製造工程では麦が主役で、甘みや香りを引き立てる工夫がなされています。
製造主任は、「優しい甘み、バニラのような香り、かんきつ類のようなフレッシュさが感じられる」と述べ、今後も熟成を重ねてより良いウイスキーを目指すと述べました。