UVERworldの楽曲「ピグマリオン」を聴かせて熟成させたウイスキー「Pygmalion」が、バンド結成日にあたる6月6日に8000本限定で発売される。このウイスキーはUVERworldの出身地と同じ滋賀県にある日本最小クラスのウイスキー蒸溜所・長濱蒸溜所で作られたもの。熟成場所に選ばれたのは滋賀県長浜市にある廃校となった小学校だ。数年前まで使われていた教室や廊下でウイスキーの熟成を行うという、珍しい方法が採用された。
ウイスキーの方向性が定まってから、ウイスキーのブレンダーが原酒の選定とブレンディングを長期にわたって行い、UVERworldは多忙な活動の合間を縫って、テイスティングを重ねた。完成した「Pygmalion」は、果実味が引き立つ海外原酒に、長濱蒸溜所オリジナルのモルト原酒をブレンドし、同蒸留所独自の赤ワイン樽を使用して熟成された。
後熟の仕上げ工程では、廃校の校長室に置かれた樽に楽曲「ピグマリオン」を聴かせる“音楽熟成”が行われた。またウイスキーラベルと箱のパッケージには滋賀県の県木であるもみじを採用し、ブラックとゴールドを使ったゴージャスかつフォーマルなデザインが施されている。TAKUYA∞(Vo)と長濱蒸溜所のチーフブレンダー・屋久佑輔氏は、コラボウイスキー完成にあたりコメントしており、価格は8800円で、先行予約販売は5月17日12:00に長濱浪漫ビールのオフィシャルサイト内に開設された「Pygmalion」特設ページで開始される。
TAKUYA∞(UVERworld)は、滋賀県でウイスキーが作れると聞き、楽曲「ピグマリオン」にちなんでウイスキーを作ることを即決した。この楽曲は彼らにとって大切な1曲で、優しさという愛情で心を包み込む強さを持っている。彼らは、このウイスキーが人々の心を優しく強く包み込むような味・薫りになることを期待しているとコメントした。
長濱蒸溜所のチーフブレンダーである屋久佑輔氏は、ウイスキーのブレンドは様々な原酒を使用して、それぞれの個性を生かすことができ、バンドアンサンブルに似ていると語った。また、メンバーと一緒にブレンドを決めたことが非常に光栄だったと述べており、ピグマリオンの世界観を表現するために音楽的要素を取り入れたことを説明している。最終的に、特別な夜に飲むウイスキーではなく、普段の夜にも楽曲のように寄り添うウイスキー「Pygmalion」を楽しんでほしいと呼びかけている。
2023年5月12日(金曜日)「Yahoo!ニュース」
crew垂涎!UVERworld「ピグマリオン」聴かせた“音楽熟成ウイスキー”登場
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0b3708de35afb462689ea3f1a81d511c6db8f27