世界のシングルモルトウイスキー7選【The Financial Express】

シングルモルトウイスキーは、単一の蒸留所で作られ、100%麦芽を原料としています。製造地域や蒸留所ごとに異なる特色や熟成度を持つウイスキーは、その多彩な風味が愛好家や批評家に高く評価されています。この特集では、世界中の最高のウイスキー7種を選び、その独自の味わいを詳しく紹介します。

① GianChand
著名な評論家で「ウイスキーのバイブル」の著者であるジム・マレー氏は、このウイスキーを、インド産ウイスキーの中で“最も繊細で洗練された味わいを持つウイスキー”と呼んでいます。パイナップルドロップのような甘さとバニラ、そして大麦の香りを持つこのウイスキーは、その卓越した味わいが際立っています。

② ザ・マッカラン ダブルカスク12年
スコットランドの名門、マッカランのダブルカスク12年は、アメリカンオークとヨーロピアンオークの二つのカスクで熟成されることからその名がついています。リッチでバニラの香り、オークのニュアンスが特徴的。

③ ランプール
インドのランプールは、ヒマラヤ山脈の麓で造られるシングルモルト。熱帯気候特有の早い熟成が見られ、フルーティでスパイシーな風味が特徴。滑らかで長い余韻を楽しむことができます。

④ シングルトン オブ グレンデュラン
スコットランド高地地方の伝統的なウイスキーであるシングルトン オブ グレンデュランは、その滑らかさとバランスの良さで評価されています。フルーツやナッツの風味が調和し、温かみのある余韻が残ります。

⑤ 山崎
日本のシングルモルトの代表格、山崎は世界的にも高い評価を得ています。華やかで複雑な香りと、上品でまろやかな味わいは、ウイスキー愛好家にとっての一杯です。

⑥ ラフロイグ10年
スコットランド・アイラ島の伝統的なピート香りが強いウイスキー、ラフロイグ10年。スモーキーでヨードの香り、塩気と甘みが混ざり合った独特な味わいが特徴です。

⑦ アムルット フュージョン
インド産ウイスキー、アムルットのフュージョンはインド産とスコットランド産の大麦を使用しています。トロピカルフルーツとスパイスの香り、バニラとオークの風味が混ざり合った豊かな味わいが魅力。暖かい気候により早く熟成し、特有の深みとリッチさを持ちます。

以上、世界各地から厳選した7つのシングルモルトウイスキーを紹介しました。これらのウイスキーを通して、世界のウイスキー文化の深さを感じてみてはいかがでしょうか。

2023年5月13日(土)「The Financial Express」
Discovering the flavours: 7 single malt whiskies to sip from around the world
https://www.financialexpress.com/lifestyle/discovering-the-flavours-7-single-malt-whiskies-to-sip-from-around-the-world/3086319/

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次