音響樽熟成ウイスキー、キタマの新たな挑戦【食品産業新聞社ニュースWEB】

「キタマ」は、創業60周年を迎える2023年8月に、「音響樽熟成ウイスキー コンツェルトハウスJB4」を完成させ、7月1日から先行販売を開始しました。このウイスキーはクラシック音楽ファンに向けて販売され、売り上げの一部はクラシック音楽事務所のジャパン・アーツに寄付され、音楽家の活動や若手音楽家の育成に役立てられます。

キタマの北澗喜樹社長は、音楽家の友人が多く、コロナ禍で音楽家の活動の場がなくなったことから、音楽家の力になりたいという思いからこのプロジェクトを始動しました。ウイスキーは、出羽蒸溜所で英国製造のモルトウイスキーを国産ミズナラ材で製作した樽に充填し、音響振動装置を装着。音響熟成に適した低音領域が多い、ブラームスの4大交響曲の音響振動を与えてまろやかで深い味わいに熟成させました。

また、オリジナルのコントラバス型ボトルと金属製ネックキャップは細部にまでこだわった。ウイスキーとともにコントラバスの音色を楽しんでほしいという思いから、すべてのリターンには、ウィーン放送交響楽団コントラバス副首席の森武大和氏の限定動画(配信)を用意しました。

「音響樽熟成ウイスキー コンツェルトハウスJB4」は自社ブランド「コンツェルトハウス」から発売され、「食と音楽が融合する」というブランド理念に基づいたフラッグシップモデルとして位置付けられています。このウイスキーは、音楽とウイスキーの融合を通じて、音楽家の支援とウイスキー愛好家の喜びを同時に追求するという、キタマのミッションを具現化したものと言えるでしょう。

2023年7月4日(火)「食品産業新聞社ニュースWEB」
「音響樽熟成ウイスキー コンツェルトハウスJB4」完成、クラシック音楽家を応援/キタマ
https://www.ssnp.co.jp/liquor/514915/

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