ウイスキー市場の未来を担うシガーモルト【Whisky Magazine】

香り高い2つの品を組み合わせることで、ワンランク上の大人の楽しみが生まれます。たとえば、ウイスキーとシガーは絶妙な組み合わせでしょう。バーなどでウイスキーとシガーを一緒に楽しんでいる人を、見たことがあるかもしれません。またこの2つをリクエストできる、専門的なシガーバーもあります。ウイスキーとシガーは、それぞれ独特なフレーバープロフィールを持っています。ウイスキーには豊かな芳香や風味があり、シガーには独特の煙草の風味があります。これらのフレーバーはお互いを引き立て合い、相性が良くなることがあります。また、ウイスキーのアルコール度数やタンニンなどの特性がシガーの風味と対照的に働くこともあります。ウイスキーのアルコールは、舌の上で温かさやピリッとした感覚を生み出すため、シガーのフレーバーを引き締める役割を果たします。

ウイスキー業界には、シガーモルトという用語があります。これば、シガーとの相性を考慮して特別に調整されたウイスキーを指す言葉です。れ、シガーとの相性を高めることを目的として、醸造や熟成の過程で特定のフレーバープロファイルやキャラクターを持つウイスキーが選ばれます。しかし近年の禁煙ブームもあり、シガーやタバコのイメージに近づこうとするウイスキーブランドはほぼありませんでした。ダルモアのシガーモルトがわずかに知られていたくらいです。そんな状況で、トミントールの新商品として発売したシガーモルトは、大いに注目を浴び、ついにベストセラー商品となりました。つまりシガーモルトという市場は、いまだに十分には開拓されていないうえ、多くの潜在的なファンがいることがわかったのです。この動向に気づいたウイスキー業界では、多くの多ブランドが新商品を開発する動きを見せています。

シガーに合うウイスキーを作るのは、簡単なことではありません。オロロソシェリーの樽で仕上げをしたウイスキーがシガーによく合うと、トミントールの開発担当であったイアン・フォーティースは考えています。樽由来の甘い香りとシガーのスモーキーな風味が、お互いを引き立て合うのだそうです。ペアリングにはさまざまな方法があります。日本でウイスキーとシガーの最適な組み合わせを見つけるには、ウイスキーバーやシガーバーを利用するといいかも知れません。こうしたスポットでは、専門的な知識をもったコンシェルジェからアドバイスを受けることができます。ここでは、世界中からとりそろえた高品質のウイスキーの中から、極上のシガーモルトを見つけることができます。

2023年2月20日(月)「Whisky Magazine」

シガーとウイスキーの再会 前半/全2回

http://whiskymag.jp/cigar_01/

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