ウイスキー「ワイルドターキー12年」の特徴【ウイスキー、時々和食】

バーボンの伝統的製法を重んじて製造された『ワイルドターキー12年』をご紹介します。これぞ、バーボンの元祖といった銘柄であり、『ワイルドターキー8年』よりも深みがあり、バニラとカラメルの凝縮度合いが高くなっています。ワイルドターキーシリーズは他のバーボンと比較し、原料のコーン比率を下げ、その分ドライでスパイシーなテイストとなる、ライ麦の比率を上げる、伝統的なレシピで製造されます。ワイルドターキーには複数のラインナップがありますが、メインの銘柄は『ワイルドターキー8年』と『ワイルドターキー12年』です。12年は過去から人気の高い銘柄でしたが、原酒の不足等により販売を長らく終了していました。しかし、2022年9月より、ファンからの熱い要望に応える形で、再リリースされました。

ワイルドターキー8年、12年は前述の通り、ライ麦の使用比率が高い為、コーンの甘さは控えめで、スパイシーさが楽しめるバーボンになります。蒸留工程において、香りと味わいを良くする為、蒸留時のアルコール度数は低めの約60%~65%に設定しています。こうする事で、熟成後のボトリング時の加水量を最小限に抑える事ができ、ウイスキーの濃厚さが増します。その為、バーボン樽由来のキャラメルやバニラ感の濃厚な味わいを感じる事ができます。更に、バーボンの中でも、良く内側を焦がした樽(アリゲーターチャー)を用いて熟成させる為、バーボン樽の旨味が凝縮された味わいとなっています。バーボンは、樽をしっかり焦がした新樽を使用する為、10年以上熟成させると苦味や渋みが出やすい傾向にあります。そこで、原酒の状態を見極め、10年以上の熟成でより味わいを深められる樽が選別され、選りすぐりの原酒が、本銘柄『ワイルドターキー12年』となります。

ワイルドターキー蒸留所はケンタッキー州のローレンスバーグ地区に位置する蒸留所になります。蒸留所の創業は1869年であり、当初はワイルドターキー蒸留所という名称ではなく、リピィ蒸留所という名でスタートしました。その後、オーナーは点々と変わっていきますが、1893年のシカゴ開催のワールドフェアで『ケンタッキーを代表するウイスキー』に選出され、大きく躍進していきます。本蒸留所が製造する『ワイルドターキー』シリーズは、伝統的なバーボンを知るには最適な銘柄です。是非、伝統的なバーボンを楽しんでみて下さい。ロックで本銘柄のコクとスパイシーさと控えめですが、甘みを楽しんで頂きたいです。クラシックバーボンに飲みなれている方は、力強さもダイレクトに感じれるストレートの方がお好きかもしれませんね。

2023年7月22日(土)「ウイスキー、時々和食」
【アメリカン】ワイルドターキー12年を飲む・特徴と各種飲み方・評価について
https://chikurya-whisky-tokidokiwasyoku.com/entry/2023/07/22/120941

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